今回はフェラーリF430スパイダーのガラスリペアのご紹介です。
ガラスリペアの中でもお問い合わせが多いのがチッピングです。
チッピングは飛び石がガラスの表面を欠けさせるキズの事です。
実際に状態を見て微細な黒い影が僅かでも見えるモノはインジェクターを使用し負圧工程の後、レジン(樹脂)を圧入します。
白く見える部分が欠けです。写真ではわかりませんが拡大鏡にて黒い影(内部ヒビ)が存在しております。
表面処理のみをして作業を完了とする業者もおりますが微細ではあっても内部にヒビによる空間がある以上、負圧~加圧の作業は必須です。
時間を頂く事になりますが弊社では手抜きは致しません。
リペア後の状態です。雨ジミのように見える箇所がリペア箇所になります。
内部までレジンが行き届いており安心です。
この他に2箇所施工させていただきました。
今回はチッピングリペアをご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
微細な欠けの場合、レジン(樹脂)で埋めましても常用(ワイパーの稼動等)に耐えられずレジンが取れてしまう場合もありお断りする場合がございます。
一度状態を見てから判断しご相談させて頂きますのでお気軽にご連絡ください。
●いま一度ガラスリペアの注意点としまして
ガラスリペアはヒビにレジンを圧入しガラスとガラスの空間を繋ぎ留め強度を出す技術です。ヒビにある程度の透明度が出ますが線キズは角度によりどうしても見えてしまいます。
また、飛び石を喰らった衝撃点も表面処理用のレジンで埋めますが透明度に限界があり目立たなくはなりますが消えて見えなくなることはありません。
以上の事をご理解頂ければ高額なガラス交換に比べとても良い修理方法だと思います。
ガラスリペアでお悩みでしたらお気軽にご相談ください!
リペアスタジオイチロク